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【湊かなえ】作品、おすすめ小説10選!

Diary‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
曇り空から 小さな雨が落ちてきました
急いで洗濯物を取り込むわたし
たまの洗濯日に 雨はこまるな
部屋に張った洗濯ロープに しわにならないよう 干していく
明日の予報も曇りから雨‥‥
今日はおとなしく 部屋で読書
ドラマにもなった 『Nのために』(湊かなえ著)
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湊かなえ作品のすごさには、緻密な筋書きと予想外の展開に加え、リアルな人物描写があげられます。
とくに、女性の内面描写は非常に印象的であり、読者を魅了する要因の1つです。
きょうはそんな湊かなえの作品のなかから、おすすめの作品10編をご紹介!

書名:告白

湊かなえのデビュー作であり、代表作でもあるこの小説は、中学校の教師が生徒たちに向けて語る衝撃的な告白から始まります。教師の娘が生徒に殺されたという事件をめぐって、復讐と罪の連鎖が展開されます。読者を引き込む緻密な構成と、人間の闇をえぐるような描写が魅力です。
書名:夜行観覧車

高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件を、その家族と向かいに住む家族の視点から描きます。事件の動機と真相が徐々に明らかになる過程で、家族の絆や愛情、嫉妬や憎しみなど、人間の感情が巧みに描かれます。
書名:Nのために

超高層マンションで起きた夫婦の変死事件をきっかけに、20年前の同級生たちの関係が浮かび上がります。登場人物たちに共通するイニシャル「N」が、事件の鍵を握っています。現在と過去を交錯させながら、純愛と狂気のミステリーが展開されます。
書名:リバース

平凡なサラリーマンの深瀬は、自宅近くのカフェで働く美穂子と恋に落ちます。しかし、彼女のもとに「深瀬は人殺しだ」という告発文が届きます。深瀬は過去に何をしたのか、そして彼は本当に人殺しなのか。過去と現在が交錯するヒューマンミステリーです。
書名:ポイズンドーター・ホーリーマザー

母と娘の関係を軸にしながら、人間の情念をえぐり取るように描く短編集です。毒(ポイズン)を抱えた6人の女性たちの物語が、読者の心に刺さります。母親として、娘として、女性として、自分はどう生きるべきなのか、考えさせられる作品です。
書名:未来

未来という名前の少女が主人公のこの小説は、彼女が幼い頃から大人になるまでを追います。未来は母親から虐待を受けて育ちましたが、その中で出会った人々や動物たちとの交流を通して、生きる力を得ていきます。悲しみや苦しみだけでなく、希望や愛も感じられる作品です。
書名:白ゆき姫殺人事件

化粧品会社の美人社員が殺害された事件をめぐって、容疑者とされる同僚の城野美姫の過去や人間関係が暴かれていきます。ネットで飛び交う憶測や無責任な週刊誌報道が、事件の真相に影響を与えます。ネット炎上をテーマにした衝撃作です。
書名:贖罪

小学校時代に起きたある事件がきっかけで、十字架を背負わされたまま成長した4人の男女の物語です。彼らはそれぞれに罪と向き合い、償いをしようとしますが、悲劇の連鎖は止まりません。罪と贖罪の意味を問う作品です。
書名:山猫珈琲

山猫珈琲というカフェを舞台にした連作短編集です。カフェのオーナーである山猫は、来店する客たちの悩みや秘密を聞き出し、時には助言や手助けをします。山猫自身も過去に何かを抱えているようですが、それは最後の話で明らかになります。人間の心の奥底に潜むものを描く作品です。(上・下巻)
書名:落日

高齢者の孤独死が多発するマンションで、管理人として働くことになった主人公の小林は、住人たちと交流を深めていきます。しかし、彼らの中には、過去に重大な罪を犯した者や、自殺願望を持つ者もいます。小林は彼らの運命にどう関わっていくのか。高齢化社会を背景にした社会派ミステリーです。